サイレント
「ブレードレント。とだけ行っておこうか。」
入り口のすぐ隣の壁に20代くらいの男が寄りかかっていた。
「ブレードレントだと?!」
ブレードレント。
剣において、強さはもちろん。技術・力のコントロールなど、全てにおいて、マスターした者に与えられる称号。世界が誕生してから今まで、たった5人しか現れなかった、上級ランク。
こいつは一体…。
「ブレードレントがなんの用事だ?」
「別に?ただあんたの所の、ボスに用があるだけだ。」
「私にどうしろと?」
「連れてけ。」
男が命令口調で言った。
「むりだ。」
即答する神父。
「だろーな。」
男は背中から、大剣と長剣の中間のような剣を取り出した。
そして、一瞬で間合いを詰める。
「最後は力か。」
神父に剣を向ける。
「フッ。来い!」