サイレント
―ユウキ達―


『爺さん!…この装備、少し俺には重いよ。』

ユウキの言葉に、足を止める爺さん。

「我慢しろ。」

ユウキに冷たく言い放すとまた歩き始めた。


『魔法でなんとかなんないのかよ!』


「黙っておれ!」

爺さんは俺に杖を向ける。

「フアール!」

爺さんがユウキに魔法を放った。


『あれ?』

装備が重く感じない。

軽いくらいだ。

『サンキュ、爺さん。』

「ユウキ、今のは一種の呪いだ。今は軽く感じるが、大事な時に、本来の重さの2倍に感じる。」


『だから?』


「力をつけろ。大事な時に、守れなくなるぞ。」

『誰をだよ?』


爺さんは無視して、歩き出す。

『おい爺さん!』

また、爺さんは無視する。

ユウキは、話すことを諦め、爺さんに付いて行く。



「…ユウキ。お主はここで待っておれ。」

店の看板に、『よろず屋』と書かれている。

その店に、爺さんは入っていった。


『ヒマだな~。』


「ヒマなのか?だったら俺の店に来ないか?」

いつのまにか、目の前には、10代くらいの少年が立っていた。







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