王子様たちのお姫様!?
「晴夜華ー??佐藤くんに呼ばれてますがー??」




金本先輩が固まってる川崎先輩に言った。



「どうしたの??先輩??」




川崎先輩は、僕のことをじっと見ていた。



「佐藤!!待てよ!!」



皆川が追い付いてきた。



「あっ、川崎先輩おはようございます!!」



皆川は、顔を真っ赤にして下を向いて言った。



「えっと、晴希くんと皆川くん??おはよ…。」



「晴夜華??誰??この子達。」



その男子は、川崎先輩を呼び捨てにした。



ムッ



「1年の佐藤晴希です。よろしくお願いします。」



僕は、男子に向かって言うと川崎先輩の方に向き直った。



「今日、部活終わったら校門で待ってるね??」



「う、うん!!」



川崎先輩は、顔を真っ赤にして頷いた。



「今日は、どこか寄れる??」



「「えっ!?」」



川崎先輩と皆川がハモった。



「だっ、大丈夫だよ??」



「じゃ、待ってるね。皆川、行くよ。」



僕は、校舎に入って行った。
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