とりあえず王道に現実主義者を混ぜてみよう
そんなこんなで三人で机を囲って弁当を食べた。
もー、視線に殺傷能力があるなら殺されるくらいには皆にガン見された。
はっきり言って、ウザイ。
「水木さんって身の程知らずね」
「ほんと、身だしなみくらいキチンとしてほしいものですわ」
おいそこのお嬢様がた。
聞こえるような小声で話すくらいならいっそ一思いに本人に言いなさいよ。
確かに身だしなみはどうにかしてほしいけど。
でも水木さんにはお嬢様がたの非難の声が届かなかったようで…
「晴菜、どした?」
とか訊いてきた。
とりあえずニコッと笑って誤魔化すけど、内心(ふざけんなよ、その眼鏡取ってやろうか)と思っていた。
「晴菜、なんか怖いよ!もっと優しいスマイルスマーイル!」
「顔面に拳叩きつけるわよ、由宇」
「ホントにごめんなさい」