かんぺきなあいつ。

最初に言った馬鹿に大をつけただけ…

三広の奴ネタが切れたんだな…。


なんか三広に勝った気がしなくもないと思いながら、机の中から国語の教科書とノートを出す。





「きりーつ、きよつけー、れー」


「「「おねがいしまーす」」」



2時間目は国語なら。


別にそんな聞かなくても大丈夫だろ。



俺は三広から回ってきた、今度は漢字練習帳とやらの束から一冊取り後ろに回す。



数分授業に集中してみようと試みたけれど


絶望感に陥ってから一時間以上経っているのに授業を聞く気になれなくて


必殺授業ちゃんと聞いてますよの姿勢


顔は教卓の方に向け、目線は窓の外に向けた―――――――





















――――――――――――――…



「ゆーずーき!」


「聞いたよー!」


「めっちゃびっくりしたんですけど〜」



…あれ、ここって…


2年の校舎…?
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