今日も今日とて僕は僕をコロシます


「あ、あの……」


「怪しいものじゃないと言っても無理だよねぇ。ま、とりあえず警戒はしなくていいよ。こんな姿の僕が言うのもなんだけど」


どこが自殺志願者なのか。一般的な女子高生。JKだ、JK。……死語になっているかなこれは。


あくまで見た目年齢だから、中学生ということもあり得るが、まあ、僕の目が節穴でない限りは女子高生と判断していいだろう。


「誰、ですか」


「誰か分からないようにこんな姿をしているためお答えはできないかな」


座っていた女子高生が立ち上がる。足を一歩下がらせていた。


「あはは、やっぱり警戒するよねぇ。うんうん、人間の自衛は大したものだ」


やりにくいことこの上ない。刺してしまいにするまでに一悶着があるだろう。


小狐丸を取り出して、笑ってみせた。表情は隠れようとも仮面が代弁してくれる。


「因みに警戒しないでは、僕がやりやすくするための言葉。無駄に終わったみたいだから実力行使で行こうかね」


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