年下の罠-年下の悪魔-
「小林さんって、おいくつですか?」
「29!ゆいちゃん達からしたらおじさんだよー」
「いえ、全然!」
あー、昔の私ならドストライクな年齢だなー。
行き先は、どうやらカラオケに決まったらしい。
まぁ、こんなど田舎で遊ぶっつったらカラオケしかないもんね。
「アサミちゃんはナンバー1のキャバ嬢だから彼氏なんていっぱいいるだろうけど」
「失礼ねー!お客様は全員私の彼氏よ!」
「ゆいちゃんはどうなの?」
はは、今1番忘れたい話題なんだけど…。
「一応いますけど」
「何、その"一応"って!ははは」
胸を張って「います」って断言出来ないのは
車に夢中で今もこうしてメール1つよこさない涼君への当て付けだからか?
別に…、もう涼君なんて知ったこっちゃないけど。
「あー、ゆいの彼氏は、只今車と浮気中~」
!!!!!!!
「ちょっと、アサミ…っ」
な、何よ、その「車と浮気中」って。
ニュアンス的に「車好きな彼氏」って言うのは通じただろうけど
「へぇ。ゆいちゃんの彼氏って車好きなの?」