愛して。【完】
赤髪くんに便乗するように、そうですよ!と次々に声が上がるが、蓮の黙れ、と言う声で静かになった。
「…俺は、真梨を姫にする」
蓮がそう言った瞬間、倉庫が今までにないほどざわついた。
そんな面子に、タカが一喝。
「うっせぇ!!言いたいことある奴は言え!!」
…タカ……
あんた、ただの馬鹿じゃなかったんだね…
ちょっと、見直したよ。
タカの声で倉庫は静かになったけど、赤髪くんが何か言いたそうに蓮さん!と蓮を呼ぶ。
蓮はそれに何だ、と答えて、赤髪くんが口を開いた。
「何で、真梨…さん、なんですか…?
俺等は、蓮さん達が決めた姫なら反対しないつもりでしたッ!
でも…ッ!!
真梨さんは、あの水川真梨なんですよ…?
蓮さん達も、嫌いなタイプの女じゃなかったんですか?!」
…別に、気にはしないけど。
何か、あたしのこと…買い被りじゃない?