レジェンドは夢のあとに【8/18完結】
しょーごさんの仏頂面にも全く怯まず、それどころか、ワタルはくりんとした瞳をさらにキラキラと輝かせた。
「わー、すげー!しょーごさん、かっこいい!」
「は?…いや、あのね」
「やっぱり本物が一番かっこいいな!僕、しょーごさんに憧れてたんですよ」
あまりに眩しい笑顔で、嬉しそうに興奮するワタルに、さすがのしょーごさんも面食らったようだった。
ワタルはしょーごさんのファンだったらしくて、だいぶ華奢な手を差し出してしょーごさんに握手を求めた。
「お会いできて光栄です!!」
「そ、そりゃどーも」
ファンの握手会か。
握手に答えてから、苦笑いしながら頬を掻くしょーごさんの脇腹を、ケイくんがつついた。
「そうじゃなくて、何か言いたいことあったんじゃないの」
「…!そうだ。えっと」