君がいたから
「誰、ですか?」
彼女は歌を止めてこちらに視線を向ける
彼女の黒い瞳が俺の茶色の瞳とあった
「・・・入ってきてください」
彼女はリンとした声で俺にそう言った
ドアを開けて言われたとおり中に入る
「ごめん・・・覗くつもりはなかったんだ・・・
ただ、校内をうろついてたらキレイな歌が聴こえたからつい・・・」
そういった後
本当にごめん、と深々と頭を下げて謝った
そうしたら、彼女がすぐ傍によってきて
笑って、俺の頬に両手で触れ、ゆっくりと顔を上げさす
「いいんですよ
あ、そうですね、許すかわりに明日からもここに来てくれます?」
「え・・・」
「丁度、唄の感想が聞ける人が欲しかったんです」
「あー・・・うん、わかった。そう言う事なら・・」
「ありがとうございます」
笑顔になる彼女
つられて俺も笑う
「あ、名前は?」
「私?」
「お前以外にこの教室に誰がいる?」
俺がそう問いかけると
彼女は座っていた机から降りると
くるりと俺のほうを振り向いた
彼女は歌を止めてこちらに視線を向ける
彼女の黒い瞳が俺の茶色の瞳とあった
「・・・入ってきてください」
彼女はリンとした声で俺にそう言った
ドアを開けて言われたとおり中に入る
「ごめん・・・覗くつもりはなかったんだ・・・
ただ、校内をうろついてたらキレイな歌が聴こえたからつい・・・」
そういった後
本当にごめん、と深々と頭を下げて謝った
そうしたら、彼女がすぐ傍によってきて
笑って、俺の頬に両手で触れ、ゆっくりと顔を上げさす
「いいんですよ
あ、そうですね、許すかわりに明日からもここに来てくれます?」
「え・・・」
「丁度、唄の感想が聞ける人が欲しかったんです」
「あー・・・うん、わかった。そう言う事なら・・」
「ありがとうございます」
笑顔になる彼女
つられて俺も笑う
「あ、名前は?」
「私?」
「お前以外にこの教室に誰がいる?」
俺がそう問いかけると
彼女は座っていた机から降りると
くるりと俺のほうを振り向いた