夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
「ホントに…困った子だわ。」

「いいや、困った母娘だと思うけどな。」

千尋さんの言葉に、笑みを浮かべて答えた。

そんな自分を千尋さんは鋭い目で睨んできた。

でももう、今日何度か経験したせいで大分、平気でいられるようになった。
攻撃が通じなくなって、やや不満気味の千尋さんは、ガロー側を見つめた。
< 114 / 214 >

この作品をシェア

pagetop