夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
「ちょ、ちょっとやだぁ〜矢口君たら…。そんなに照れられたら、こっちが恥ずかしいよ…。もう…シャイなんだから…。」

中林もつられて俯いた。

しばらく沈黙が続いて…。

「セミもいなくなって、鳴いているのはコオロギ…。もう少しで、コオロギもいなくなって…、ここの草も枯れて…淋しくなるね。」
< 204 / 214 >

この作品をシェア

pagetop