嘆きの天使-ジュニアイドル葵の事情-
「ちょっと、これ見て!!ウケる!!」
紗希が開いたページを覗き込むと、
そこには
農作業をしているオバサンが
若い男性と
畑でエッチしている写真だった。
正直、
笑ってしまうような写真だ。
「ホントだね。
これは面白いね!」
こんなものを見て
喜ぶ人がいるのだろうか?
モンペ姿のオバサンの裸を
見たいと思う人が世の中にいると考えると、
中学生のTバックを見たい人がいても不思議ではない。
「ねぇねえ??
50歳のオバサンが
AVデビューだって!!見て!!」
紗希は新人AV女優の紹介コーナーを開いていた。
「どれ??」
そのページを覗き込んだ瞬間、
私は呼吸を数秒忘れてしまった。
息を吸うことも、
瞬きすることも出来ず、
ただ黙って
そのページを見つめていた。
……何で????
1ページ目の下の段に写っている
50歳の新人女優は、
いつも私を気遣ってくれて、
優しい笑顔を見せてくれる大好きな人だった。
……何で???
そこに写っていたのは、
ダイちゃんのお母さん、
直子さんだった。