君を傷つけたのが僕だとしても・・・
悠次の気持ち
「ハァハァ・・・」


俺は病院まで走った。


早く伊織に逢いたい、
顔を見たい。


「ハァハァ・・・」


病院の中に入り、
階段を駆け上がる。



病室の階まで駆け上がると、
そこに雅美さんが立っていた。



「雅美さん!!」


「悠次くん!?
もう来たの!?」


「はい。 早く伊織に逢いたくて。」


俺がそう言うと、雅美さんは
ばつ悪そうな顔をした。





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