君を傷つけたのが僕だとしても・・・
伊織の願い
先輩と別れ、俺は一人
夜道を歩いていた。


悔しくてかなり飲んだけど、
意識は全然はっきりしている。


気持ちとは反対に、
足はフラフラとふらついていた。


すると、俺の携帯が鳴った。



♪♪♪♪♪


ん!?


ディスプレイを見ると
伊織の文字。


伊織?


「はい。」


俺は暗い声で携帯に出た。


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