ありえない彼氏
私はにこっと笑いながら、机に置いてあるプレゼントを翔太に差し出す。

「…翔太、誕生日おめでと!」


私が早起きしていたのはラッピングのためでもあるけど、誰よりも早く、一番に翔太に“おめでとう”と言いたかったから。

(喜んでくれるかな……)

そう思いながら翔太をじーっと見つめると、翔太は驚いた表情のまま固まっていた。


「…翔太?」

声をかけながら、目の前でパタパタと手を振ってみる。

すると翔太の表情はだんだんと明るくなっていって。

「………由香ぁ!!」

「え?…きゃあっ!?」


そのまま勢いよく抱きついてきた翔太に押され、二人一緒にベッドに倒れこんだ。







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