天然甘々溺愛症候群
と、そのとき

「竜くん!」

と言って楓さんが走ってきた。

「楓さんっ♪」

竜馬は気がつくとすぐに楓さんのほうへ
走っていって楓さんに抱きついた。
本当に仲がいいんだから。

「竜馬また後でね、楓さんまたね~」

と言って笑顔手を振った。
そして、教室のほうへ歩き始めた。

「あ、ナホちゃん。」

歩き始めた私を止めたのは楓さん。

「なんですか?」

私は笑顔で振り返った。

「あの、ナホちゃんに紹介したい人がいるの」
「紹介したい人...ですか...?」
「うん」

紹介したい人?誰だろぉ・・・?

「ちょっと待ってね。」

そう言うと楓さんは携帯を取り出し
誰かに電話をかけた

「もうすぐ来るから」

電話をかけおえた後ににっこり笑ってそう言った。
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