スカイ

それから片づけをして、自分のテントを確認。

1日目はテントで寝ることになっている。

テントのメンバーは、班のメンバーとは別で決めた。

由香と一緒だ。

「あたしんとこのカレー、超美味かったよ」

「いやいや、私のところも負けてないよ」

話しながらテントへ向かっていると、中川を見かけた。

そうだ。私、告白…。

いつすればいいんだろう。

「優音?」

「由香ぁ、告白っていつすればいいのかな?」

そういえば、そんなこと何にも考えてなかった。

どうやって、いつどんなこと言うとか。

由香は、うーんと考えて

「次、キャンプファイヤーだしその時にどう?」

と言った。

「キャンプファイヤーかぁ」

悪かない。

「でも、どのタイミングでなんて言おう?」

キャンプファイヤーで集まるとはいえ、私は2組、中川は5組と離れたところに座るのだ。

告白するタイミングなんてあるんだろうか。

「そぉーだ!手紙渡すのはどう!?」

「手紙!?ラブレター?」

「そうそう!それなら、そうだな。レクで皆クラスバラバラになる時とかにこそっと渡せるかもよ。手紙、こないだも渡したんでしょ?」

「う、うん」

「なら大丈夫!それで行こう!」

由香はまるで自分のことのように考えてくれた。

手紙かぁ。

「うんっ、頑張る!」

私は紙とペンを自分のカバンから取り出し、手紙の内容を考えた。

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