スカイ
「何やってんのぉー?」
後ろから声がかかった。
驚いて振り向くと、そこには理穂ちゃん。
あ、そうそう、理穂ちゃんもテント同じなんだ。
由香との繋がりもあって、一緒になった。
「なになに、手紙?ラブレター?」
「ふぇっ!?あははははヒミツ!」
「図星じゃん。へぇへぇ」
「ええっ…違うよ!」
「優音、顔に出すぎ。真っ赤だよ」
「由香まで!」
恥ずかしい。
そんなに私、顔に出るんだ。
「ま、今日の夜聞いてあげるから」
理穂ちゃんは悪戯っぽい笑みを浮かべて、テントの中に荷物を置いてその場を去った。
あの笑顔は由香に似てる。
「ふふ、聞かれちゃうね」
「笑わないでよ~!助けてよ~!」
「あははは~」
由香の小悪魔が出てる。
「時間でーす。広場に集まってくださーい」
学級委員の声がして、皆が一斉に広場へ向かう。
私は急いで書きかけの手紙を書き終え、それをポケットに入れて皆の後を追った。