水恋

「李津、お前、一番最初の担当だっけ?」

克弥は、エプロンを身に着ける。

対して私は着物。ちなみに着替え場所、トイレ。

もちろん、それはみんなには秘密だ。

「あぁ。最初の一時間は俺担当だ。克弥は、裏方か」


「あぁ。まぁ、頑張れよっ。微笑みのプリンスの李津くん」

克弥はからかうようにして言う。

「ガビョウで全身突き刺すぞ、克弥」

「えっ、いや、李津じょーだん。」

そんなバカみたいなことを克弥と言っていたら、廊下の受付のやつに呼ばれた。
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