愛 ~①巻~
「未來と寝たかったのに…チクショウ…俺が…」
陸はさっきからブツブツと呟いている。

「俺が…」

「うるせぇ!眠れねぇ!」

とうとう、龍が切れた。
「人の勝手だろ~!」

「煩いんだよ!」

『うん…陸…本当に煩い…』

「良いだろ!」

「陸ウザい…静かにしないと、こうするよ?」

そして龍は私にキスする。

『ふぁ…ちょっ…ん…』
眠たい時にするのは本当に無理…。

夢中に…

『ふぁ…ん…ゃッ…』

凄く激しいんですけど…。

『ん…あっ』

体が反応する。

龍が首元にキスマークを付ける。

「陸…この先していいの?」

「うぅ…駄目です」

陸は泣いている。

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