愛 ~①巻~
「じゃあ静かにしろ。」
「はい…うっ…」

「未來おやすみ…」

龍が言う。

『はう…うん』

まだ体が反応してる。

「あ…足りない?」

龍が耳打ちする。

『ちっ!違うもん!』

実際は…足りないけど…。

「へぇ…本当に…?」

龍が私を抱き寄せる。

『ちょっ…』

「本当に…?」

龍の指が私の背中をなぞる。

『…』

何言えば良いか分からない。

「寝る時までブラ付けるんだ…」

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