愛 ~①巻~
『なっ…!』

何処触ってるの!?

男子二人居るんだから、当たり前に付けるよ…。
「ねぇ…なんで?」

そう聞かれても…。

「龍ぅぅぅぅぅぅ」

そして背後から陸の声。
「何?」

「未來に変な事すんな!ホラ!未來、来い」

陸はそう言って、私を抱き上げる。

やっと落ち着ける。

「未來は俺と寝るからな!龍は我慢しとけ!」

「分かった…チェ…」
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