愛 ~①巻~
『誰かぁ!助けて!』

消防車の音が聞こえる。
それと同時に…。

「未來!陸君!」

「お父さん!」

未來の父さんが来た。

「大丈夫か!?幼稚園通り掛かったら、
燃えてるし…」

未來の父さんはブツブツ言いながら、

未來を助ける。

「おとぉさん!ヒック…」
「出るぞ!陸君は歩けるかい?」

『うん!』

俺はこれで助かると、

心から思った。

でもその甘い考えが悪かった。
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