One Day~君を見つけたその後は~
それから、ほんの数秒も待ちきれなくて。

追加でメールを送ろうとしたところで、ヤマタロから返事が返ってきた。


<それなら、いい>


あれ? 
それだけ?

……って、ちょっと待って。

ヤマタロってば、もしかしてこれでメールを終わらせようとしてない!?


私は慌ててメールを送る。

<ヤマタロは今日、何してたの?>

焦っていたから、そんな月並みな言葉しか出てこなかった。

だけど、ここは先手必勝。

だって、ヤマタロは一方的にメールを終わらせようとしてるに違いないもん。

駄目だよ。
そんなもったいないこと、絶対にさせないんだから!


そう決意をしたところで、ヤマタロからメールが返ってきた。


<午前は部活で、午後からずーっと家でフテ寝。誰かさんがいないから、寂しくて仕方なくて>

<えっ? それってもしかして、私のこと!?>

<冗談に決まってるだろ>


……もーう。

意地悪というか、子供っぽいと言うか。

こういうところは、間違いなく“オレ様”じゃなくてヤマタロだよね。
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