新撰組と一人の少女-sinzyu-(再)
それから、パパのお墓を作ると、私は立ち上がった。
…私、決心した。
家に帰ると、パパの刀を手に取る。
その刀をギュッと強く握ると、私は目を閉じた。
『パパを殺した…不逞浪士を討つ!!
パパの仇を討つんだ!!!』
そう思うと、何もせずにはいられない。
私は、刀を腰につけ、隣の佳代ちゃんの家に向かった。
「…真珠ちゃん。…どうしたの??刀なんて持って…。」
「私の父を殺した不逞浪士…どんな人だったか教えてくれる??」
「え??」
私は佳代ちゃんを見つめた。
「…いいけど、どうして??」
「…父の仇を討ちたいの!!!」
憎い…
私の大事なパパを、殺した不逞浪士が憎い!!
パパが何をしたっていうの!??
「でも、真珠ちゃんは女の子よ!??それなら、男の人に…」
「私じゃないと意味がないの。お願い!!」
「真珠ちゃんがそこまで言うなら…」