Love 4 U
「ゴメン…」
私の肩から手を離し、リョウが謝った。


「リョウに…。リョウに何が分かるの?私の気持ちが…あんたなんかに…」
リョウを睨んだ。

― 違う。そんなコト、言いたくない。違う…

「だから、誘ったのっ?私が…私が、可哀想だったから…。だから、誘ったの??」
今まで抑えてきた感情が、溢れ出す。

言いたくない言葉まで、勝手に私の口からするすると出ていく。


「俺もユリアと同じだよ。何度も何度も、死にたいと思ったさっ!」

「でも、生きてるじゃない!」

「… … … 」

「私はリョウとは違う。私は、死に場所を見つける為に…」

「だから言ったろう!俺も同じだって!ユリアと…」

「違う。私とリョウとは違う。私とは違う…」
私はこの世から逃げたくて、でも誰かに助けられたくて、未だにこの世を彷徨っている。

今まで、立派らしいコトを述べてきた。

でもそれは、ただの言い訳にすぎない。

自分に自信がなかったから。

自分に甘えていたから。

ただ誰かに、認めて欲しかったから。

タダをこねる赤ん坊のように。

私を見ててほしかっただけ…

だから、リョウとは違う…






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