生徒会のプリンス

「で?どんな方法を思いついたの?」




落ち込んでいる海斗を後目に、秀が誠に尋ねる。





「はい。その前に、七海さん。」





「……え?私ですか?」





突然呼ばれた自分の名前に、思わず聞き返してしまった。





「この作戦には、七海さんの協力が必要不可欠なんです。協力してくれますか?」





「そ、そうなんですか?えっと……」





まさか、そんなことになるとは思ってなかった。





「七海!お願い!助けて!」





うん。海斗もこう言ってるし、何より私なんかが役にたつのなら。





「はい。協力します。」





「ありがとー!!七海!」





「いや、ハグはいいですから!」





そう言って、今にも飛びかかってきそうな海斗を制した。

< 242 / 260 >

この作品をシェア

pagetop