生徒会のプリンス
「で?どんな方法を思いついたの?」
落ち込んでいる海斗を後目に、秀が誠に尋ねる。
「はい。その前に、七海さん。」
「……え?私ですか?」
突然呼ばれた自分の名前に、思わず聞き返してしまった。
「この作戦には、七海さんの協力が必要不可欠なんです。協力してくれますか?」
「そ、そうなんですか?えっと……」
まさか、そんなことになるとは思ってなかった。
「七海!お願い!助けて!」
うん。海斗もこう言ってるし、何より私なんかが役にたつのなら。
「はい。協力します。」
「ありがとー!!七海!」
「いや、ハグはいいですから!」
そう言って、今にも飛びかかってきそうな海斗を制した。