碧眼の天姫―刀の後継者
「…この気持ち……
美琴ちゃんに伝えられたらどんなに楽になるか…」
「…何か言った…?
てか、離して馬鹿………」
小さく何かを呟いた千年を押しのけて千年を見上げる。
それにしても……
人気モデルだけあって千年は顔が綺麗だ…
だからあんなに人気があったんだ…納得。
「何…?美琴ちゃん…
俺にキス…されたいの…?」
「はあぁぁっ!?
意味不明な事言わないでよ!!」
何突然!!この歩く変態!!
心配して損した……
馬鹿千年……
「怒った顔も可愛い。ねぇ、ケーキ食べよ…一緒にほら」
千年に促されソファーに座ると、すぐ隣に千年も座る。
「近い」
「気にしない気にしない♪
はい、あーん」
ホークに刺したケーキをあたしの口へと運ぶ。
無意識に口を開けてそれを食べると……