愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜
「どう? そのシャツ」


「まあ、いいんじゃないですか? っていうか、主任から見てどうですか?」


「ん? カッコイイわよ。もっとも、君は何を着てもカッコイイけどね」


「朝からずいぶん持ち上げてくれますね。仕事もその調子でお願いしたいなあ」


「お生憎さま。私は公私混同はしないタチなの」


「チェッ」


私が「うふふ」と笑うと、神林君は「あはは」と白い歯を見せて笑った。


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