ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
圧倒的な重量感を持って、
柚木クンがあたしの中に
押し入ってきた。


目も眩むような新しい快感に、
あたしの意識はまたあっと
いう間に霧散してしまう。


「はっ……ぁぁっ……
柚木ク……ッ」


「瞬也だって」


「あんんっ」


声に合わせてズンと突かれて、
それだけであたしはもう
限界を感じかけてた。


「ほら――呼んで。

でないともっといじめるけど」


「あ…んっ。しゅ、瞬也っ……」


「よく出来ました」


結局さらにあおられて、
何がお仕置きで何がご褒美
かもよくわからない。


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