ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
雅絵はチラリと周囲を
うかがうと、唐突に席を
立ってあたしのすぐ隣まで
歩いてきた。
そして驚いてるあたしに
一方的に顔を寄せて、
かすかに張り詰めた小声で、
「実はさっき人事総務の
デスクに行った時、人事
課長が誰かと電話で話してて。
口調から、重役と話してた
みたいなんですけど。
その会話が、ちょっと
ヤバそうな感じで……」
「“ヤバそう”……?」
何がヤバいって言うんだろう。
というか、戻ってきてから
雅絵の様子がおかしかった
のはそのせい?
やっとそれだけは納得した
けど、内容に関しては
想像もつかない。
_
うかがうと、唐突に席を
立ってあたしのすぐ隣まで
歩いてきた。
そして驚いてるあたしに
一方的に顔を寄せて、
かすかに張り詰めた小声で、
「実はさっき人事総務の
デスクに行った時、人事
課長が誰かと電話で話してて。
口調から、重役と話してた
みたいなんですけど。
その会話が、ちょっと
ヤバそうな感じで……」
「“ヤバそう”……?」
何がヤバいって言うんだろう。
というか、戻ってきてから
雅絵の様子がおかしかった
のはそのせい?
やっとそれだけは納得した
けど、内容に関しては
想像もつかない。
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