ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「たしかにそう言ってたんです。

『ちょっと待って下さいよ、
それじゃあ完全吸収と同じ
じゃないですか。

ピュアスプリングの組織は
消滅しますよ!』って。

それでその後、上層部で
緊急会議ってことになった
みたいで、人事課長も部屋を
飛び出して行って……」


「完全吸収っ!?」


すぐ隣で大声を出した奈々に、
あたしは慌てて思いっきり
彼女の背中を叩いた。


「ちょっ、声大きいわよっ」


焦って周囲を見回すと、
案の定パラパラと席に
ついてる面々が、何事かと
こっちを見てる。


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