ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「通用するよ。

ていうか、営業マンの一人
くらいいなくなっても、
どうにかなるでしょ。

そこまで人手不足じゃ
ないんだし」


「で、でも今は年末の
忙しい時期じゃない。

こんな時にいきなり辞める
なんて、そんなの……」


―――違う、違う。


見当外れな自分のセリフが
もどかしくて情けない。


あたしは柚木クンを見て
いられなくて、視線をそらした。

俯くようにカーペットを
見つめ、無意識のうちに
唇を噛む。


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