ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
さすがに達する瞬間は、
体にも刺激が巡っている。


彼女はよく今と同じことを
言うが、その度に瞬也は
内心でそう思っていた。



「……それより、蘭子さん」


くだらない話題より、
そろそろ話すべきことを
話しておきたい。


瞬也は上半身を起こし、
幾分低く呼びかける。


「ピュアスプリングとの
提携の件。

明日には、ちゃんと――」


「……わかってるわよ。

こちらで誤解があったって
ことにして、当初の計画
通りで問題ないって連絡するわ。

それでいいんでしょ?」


余韻も冷めないうちにこの
話題にされてやや不満そうな
顔をしながらも、蘭子は
キッパリとそう答える。


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