ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「あたしと柚木クンは、そんな
関係じゃありません……!」


グッと拳を握り、かすれる
声で答える。


「そんな関係じゃなかったら、
どんな関係なの。もしかして
真剣に愛し合ってるとでも
言うつもり?

だったらそれは、あなたの
思い過ごしよ」


「違いますっ……」


―――そうじゃない。

そんなことを言うつもりはない。


だけどこれだけは言える。


――蘭子さんは、間違ってる。

蘭子さんこそ、本当の
柚木クンをこれっぽっちも
見れてない。


「柚木クンを、解放して
あげて下さい。

こんなの彼がかわいそう……!」


_
< 388 / 469 >

この作品をシェア

pagetop