ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「プッ……。
酸欠じゃないですか?」
柚木クンがおかしそうに
噴き出して、手を伸ばして
あたしの体を支えようとした。
あたしは反射的にそれを
振り払って叫ぶ。
「触らないで!」
「……かわいくないな。
そんな顔して言ってても、
今さら意味ないのに」
叩かれた掌をこれみよがしに
振って呟く柚木クン。
「な、何よ、そんな顔って!?」
なかばヤケになって怒鳴った
けど、柚木クンは微塵も
こたえた様子はなく、
「ファーストキスを奪われた
女子中学生みたいな顔かな。
真っ赤だし――潤んで
ますよ、目」
「……………っ!?」
_
酸欠じゃないですか?」
柚木クンがおかしそうに
噴き出して、手を伸ばして
あたしの体を支えようとした。
あたしは反射的にそれを
振り払って叫ぶ。
「触らないで!」
「……かわいくないな。
そんな顔して言ってても、
今さら意味ないのに」
叩かれた掌をこれみよがしに
振って呟く柚木クン。
「な、何よ、そんな顔って!?」
なかばヤケになって怒鳴った
けど、柚木クンは微塵も
こたえた様子はなく、
「ファーストキスを奪われた
女子中学生みたいな顔かな。
真っ赤だし――潤んで
ますよ、目」
「……………っ!?」
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