ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「そんなに満たされてない
ならさ。

オレがあげようか? ――刺激」


(え――――…?)


柚木クンの口調が、変わった。


それが何を意味するのか――

彼のことをほとんど知らない
あたしには、はかりようもない。


ただあたしは……その言葉の
匂わせる妖艶な香りに、
息を飲むだけ。


「な、何言って――…」


思わず視線を絡ませて、
そしてそらせなくなった。


レンズという壁を通さずに
見る彼の瞳は深く澄んでて、
艶めいている。


あたしはその黒に、
吸い込まれる――…。


「んっ――…」


再びのキスを、あたしは
電流のような痺れを
感じながら受け止めた。


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