執事の恋人~召しませ。お嬢様~
絶望にうち拉がれた私を更に、目の前の光景が淵へと追いやる。
斗希はあのモデルのユメと『恋人たちの場所』に座っていた。
ユメはフッたはずなのにーーー・・・
なぜ?どうして?
永遠の愛を誓い合える場所にふたり…仲良く、座ってるの?
疑問符ばかりが胸中に溢れてゆく。
私は二人の前にスタスタと早足で歩み寄る。
「斗希!!」
「お嬢様?」
私は言葉を紡ぐ前に、斗希の頬を平手打ち。
斗希はあのモデルのユメと『恋人たちの場所』に座っていた。
ユメはフッたはずなのにーーー・・・
なぜ?どうして?
永遠の愛を誓い合える場所にふたり…仲良く、座ってるの?
疑問符ばかりが胸中に溢れてゆく。
私は二人の前にスタスタと早足で歩み寄る。
「斗希!!」
「お嬢様?」
私は言葉を紡ぐ前に、斗希の頬を平手打ち。