執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「ごめんなさい…」



私は声の主と共に、廊下に散らばったプリントを集める。



「たくっー」

深い溜息と呆れた声。



「お前の名前は?」


「え、あ…伊勢谷春華です」


「ふーん。俺は岩木侑羽(イワキユウ)」



「・・・」


岩木?
偶然かな?



「1年生にも岩木さんって・・・」
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