執事の恋人~召しませ。お嬢様~
繋がり合った部分が溶けるように熱く、斗希が動く度に、背中に快感が突き抜けた。
「・・・」
「・・・」
私は斗希腕の中に頭を乗せる。
「俺には大久保様のように地位も名誉も財産もないけどいいの?」
「でも、愛があるわ」
「愛か・・・」
「違う?」
「あるけど…キモチだけではどうにもならないよ。俺と苦労する覚悟があるの?春華」
斗希は現実的だった。
「・・・」
「・・・」
私は斗希腕の中に頭を乗せる。
「俺には大久保様のように地位も名誉も財産もないけどいいの?」
「でも、愛があるわ」
「愛か・・・」
「違う?」
「あるけど…キモチだけではどうにもならないよ。俺と苦労する覚悟があるの?春華」
斗希は現実的だった。