執事の恋人~召しませ。お嬢様~
幾らなんでも酷すぎる!!


私を借金のカタに…車椅子の男性と結婚させるなんて・・・



私はテラスから中庭に出て…六角形の形をした植え込みの中にあるベンチに腰を下ろした。


空には白く輝く月。



私に柔かい光を注いでいる。


父や母に代わってお爺様には此処まで大切に育ててくれた恩はあるけど。



愛してもない男性と結婚するのは嫌だった。



「お嬢様…ディナーを途中で退出されるとは…マナー違反ですよ」


月光を背に受けて…険しい顔の斗希が現れた。











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