執事の恋人~召しませ。お嬢様~
私は芙紗子さんに感謝。



ドレス選びの前にカフェタイム。



斗希がいつものようにティーポットを手にして紅茶をカップに注ぐ。



私は黙って、椅子に座って斗希の支度を最後まで待つ。



三段トレイの上には色んな種類のスイーツ。



「今日はダージリンね…」



「はい・・・」



「ねえ~斗希は私に何をくれるの?」



「…」


「今日は私の16歳の誕生日よ~分かってるでしょ?」



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