執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「お前の身体から溢れ出ているぞ…春華に対する想いが・・・。五体満足でその上、恵まれたその容姿、頭脳…お前に欠けているのは家柄だけだな~」



何、考えている?
大久保様は・・・。



彼の本音が不透明で全く見えない。



俺を自分の執事にして、何をさせたいんだ。



言え知れない恐怖に俺は怯えた。



「私をあなたの執事にして、何をさせたいんですか?」



「・・・別に…お前は春華と一緒にいたいんだろ?俺はその望みを叶えてやるんだ。感謝しろ」






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