幸せの滑走路
4.新しい自分


気が付くと授業は2限目だった。




2時間も一緒にいたのだった。




もうあの子達に何か言われるのは覚悟していた。



でもまだ身体中の火照りが治まらない。
風が心地よく感じた。



それからだいぶ落ち着きを取り戻した私は教室に戻ろうと立ち上がった。




しかし
数秒後私は座っていた。
腕を引っ張られていたのだった。



何かと彼の方を見るとまだ若干頬が赤い彼がいた。






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