【続編】長男のカゴ
怜って実は泣き虫なのか?



恥ずかしがったり、こうして泣いたり。



学校では絶対しない顔をたくさん見てる気がする。



「何言われたって俺は怜といてぇから」

「善…」

「キスして仲直り」

「うん…」



触れるだけのキス。



追い出してごめん。



山田、ありがとな。



「山田も誘ってやるか。別荘巡り」

「ヒマそうにしてた」

「後で電話してやろう。で、この色気のねぇ格好、どうにかしますか」

「うん、マジでトイレ行きたい」



すまき怜を助けてやると、トイレに走ってった。



山田の部屋の布団だろうか…。



コレ返すの、近野に頼もう…。



「ぜ~ん!!」

「なんだよ。トイレ行けたのがそんなに嬉しいか?」

「あたし頑張ることにする!!」

「何を?」

「善の隣にいても恥ずかしくない女目指すことにした」

「…………そっか。一緒に頑張ろうな」



後ろから怜に抱きつかれ、さらに嬉しい言葉。



もっと怜を好きになる予感がする。



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