【続編】長男のカゴ
それにしても…。



「お前、抱きつくの好きだろ…」

「だって善のカラダ堅いんだもん。マッチョマッチョ」

「やめて?せめて筋肉質って言って?」

「マッチョ」

「もう触らせねぇ!!勝手に筋肉つくんだし…。別に鍛えてねぇし…」

「この逞しさいいじゃん」



いいって言われると…。



照れるじゃねぇかぁ~!!



俺は怜の柔らかいのが好きだし!!



「あっ…」

「なに?」

「山田が怜のバッグになんか入れたって言ってたけど…」



ふたりでバッグを開けてみると、そこにあったのは新しく開店するラブホの無料宿泊券。



『現実から離れて夢の一時をご提供』



って書いてある…。



「この会社って…。山田の親が作ったのか…」

「アパレルとか美容系じゃなかった!?」

「ラブホも少しやってて人気あるはず…。普通に泊まっても楽しめる感じの。部屋にプールとかあって」

「なんで善がそんなこと知ってんの?」

「ん!?んんん~?怜、散歩行こうか」

「善!!誰と行ったの!!」



ヤバいヤバい…。



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