部活~ウチらバスケ部~高校編 ファイナル
プライドを捨てた人間ほど、怖いものは無い
いわば、手負いの獅子である。
甲陽は、全てが上手く行っていて、
すこし、気が緩んでいた。
そして、手負いの獅子の怖さを、
甘く見ていた。
タイムアウトが明けると、
双海ディフェンスの圧力が、きつくなった。
まるで、このクォーターで終わりかのように
必死でついて来た。
その圧力に押されて、
甲陽に、ミスが見られるようになってきた。
そして、点差が、次第に詰まり始めた。
オフィシャルのブザーが鳴り、
審判が、笛を吹く。
「クォーター・タイム」
甲陽、13点の、リード。