キミ色
俺は美波さんに全てのことを話した。
空羽が家にいること。
蓮とヨリを戻したこと。
時雨と険悪になってしまったこと。
そして…花音のこと。
全てを言ってしまったら、美波さんは幻滅するかな…?
彼女がいるのに、誰に心が向かってるか解んないなんて…。
だから、怖くてずっと誰にも話せなかったんだ。
きっと話そうと思えば、誰にでも話せた。
だけど…
どうしても怖くて…
“最悪だ”ってそう思われるのが、怖かった。
もう、誰も俺を相手にしてくれないんじゃないかって…
でも、日に日に増していく罪悪感。
蓮の横で笑えば笑うだけ、どんどん恐怖心が増していく。
蓮を傷つけたくない。
なのに、結局俺が蓮を傷つけてる…
俺のこの曖昧な心がきっと蓮を苦しめてる。
誰も悪くない。
俺だけが…全て悪いんだ。
なのに、俺だけじゃなく蓮も傷付いていってしまう。
そんな毎日が辛い。
とてつもなく……辛いんだ。
俺の心が蓮に向かってるのか解らない。
でも、俺はキミを苦しめたくない。
俺は本当に残酷な人間なんだ─……。
空羽が家にいること。
蓮とヨリを戻したこと。
時雨と険悪になってしまったこと。
そして…花音のこと。
全てを言ってしまったら、美波さんは幻滅するかな…?
彼女がいるのに、誰に心が向かってるか解んないなんて…。
だから、怖くてずっと誰にも話せなかったんだ。
きっと話そうと思えば、誰にでも話せた。
だけど…
どうしても怖くて…
“最悪だ”ってそう思われるのが、怖かった。
もう、誰も俺を相手にしてくれないんじゃないかって…
でも、日に日に増していく罪悪感。
蓮の横で笑えば笑うだけ、どんどん恐怖心が増していく。
蓮を傷つけたくない。
なのに、結局俺が蓮を傷つけてる…
俺のこの曖昧な心がきっと蓮を苦しめてる。
誰も悪くない。
俺だけが…全て悪いんだ。
なのに、俺だけじゃなく蓮も傷付いていってしまう。
そんな毎日が辛い。
とてつもなく……辛いんだ。
俺の心が蓮に向かってるのか解らない。
でも、俺はキミを苦しめたくない。
俺は本当に残酷な人間なんだ─……。