明日の希望
俺達はただじっと空を見つめていた
何も話さず何かを思いつめたように青く鮮やかな空を─
ダム…ダム…ダム…
体育館にボールの音がなり響く
「パス!!」
チームメイトからボールを受け取り
ドリブルしてゴールに向かう
ダム…ダム…
伸びた指先、放たれたボール
スパッ─
馴染みのある音を立ててキレイにゴールへと決まった
ピー
そこでブザーが鳴った
「お前のホーム綺麗だったぞ」
「ありがとうございます」
キャプテンの新垣先輩に褒められる事が嬉しくてたまらなかった
俺の憧れだから。
どんな技をやってもカッコいい先輩だが
俺は先輩のスリーポイントに惚れた。
高くて綺麗でまっすぐと決まるスリーポイント
あんなスリーポイント見たこと無かった
輝いていた。
─ありがとうございました─
部活終わりの挨拶
この挨拶を言うと「今日の部活は終わったな」と実感する
─ありがとうございました─
女バスもちょうど終わった
そして俺は一人の少女の名前を呼ぶ
「愛梨」
声に反応して振り向く
タオルで汗にまみれた顔をふく誰よりも頑張り屋な俺の愛おしい人
何も話さず何かを思いつめたように青く鮮やかな空を─
ダム…ダム…ダム…
体育館にボールの音がなり響く
「パス!!」
チームメイトからボールを受け取り
ドリブルしてゴールに向かう
ダム…ダム…
伸びた指先、放たれたボール
スパッ─
馴染みのある音を立ててキレイにゴールへと決まった
ピー
そこでブザーが鳴った
「お前のホーム綺麗だったぞ」
「ありがとうございます」
キャプテンの新垣先輩に褒められる事が嬉しくてたまらなかった
俺の憧れだから。
どんな技をやってもカッコいい先輩だが
俺は先輩のスリーポイントに惚れた。
高くて綺麗でまっすぐと決まるスリーポイント
あんなスリーポイント見たこと無かった
輝いていた。
─ありがとうございました─
部活終わりの挨拶
この挨拶を言うと「今日の部活は終わったな」と実感する
─ありがとうございました─
女バスもちょうど終わった
そして俺は一人の少女の名前を呼ぶ
「愛梨」
声に反応して振り向く
タオルで汗にまみれた顔をふく誰よりも頑張り屋な俺の愛おしい人